バイエルン2季ぶり34度目V 伊藤洋輝は日本人5人目のブンデス制覇、ケーンは念願の初タイトル
ドイツ・ブンデスリーガは4日、第32節の残り3試合が行われ、DF伊藤洋輝(25)が所属するバイエルン・ミュンヘンの2季ぶり34度目の優勝が決まった。3日のライプチヒ戦に3-3で引き分けて優勝決定は持ち越したが、4日に2位の昨季王者レーバークーゼンがフライブルクと2-2で引き分けて勝ち点68となり、同76としていたBミュンヘンを残り2試合で上回る可能性が消えた。
けがで離脱している伊藤はシュツットガルトから加入1季目でリーグ戦6試合250分の出場で1得点。ブンデスリーガで日本選手の所属チームが優勝は、77-78年のケルンDF奥寺康彦、ウォルフスブルクで08-09年に優勝したFW大久保嘉人とMF長谷部誠、10-11年からドルトムンドの2連覇に貢献したMF香川真司に次いで5人目(6度目)となった。
今季24ゴールで得点ランキング首位を独走するイングランド代表FWハリー・ケーン(31)はキャリア初のチームタイトル獲得。コンパニー監督(39)は就任1年目で守備の規律を植え付けつつ、攻撃ではケーンの決定力やMFムシアラ(22)らの突破力を生かす戦いで、第3節から首位を守り続けた。