【データ】阪神選手が打撃5部門独占!複数選手でのタイトルなら球団初 過去はバース3冠王のみ
阪神森下翔太外野手(24)が3号ソロを含む4打数2安打で打率3割1分7厘として、今季初の打率リーグトップに躍り出た。初回に左前打を放つと4回に左翼越えアーチ。安打数も巨人吉川と並んでリーグ最多38安打だ。チームは敗れて首位陥落となったが、4番佐藤輝も打点&本塁打でトップで打撃主要3部門を虎が独占。盗塁を含めれば野手5部門のトップに虎戦士がいる。5日からは9連戦ラストの首位巨人3連戦(東京ドーム)。最強打線が宿敵に襲いかかる。
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▼阪神の選手が打率、安打、本塁打、打点、盗塁の5部門でトップに立った。前記5部門で阪神勢がタイトルを獲得した年はなく、このまま5部門のタイトルを取れば球団初となる。1937年(昭12)春に安打を除いた4部門でタイトルを獲得したことはあったが、当時は最多安打がタイトルではなく、松木謙治郎が安打トップで終えたが表彰対象外だった。また、2リーグ制後は打撃3部門の打点、打率、本塁打で同一年にタイトルを獲得したのは85、86年バースの3冠王のみ。複数選手による3部門のタイトル獲得は2リーグ制後球団初となるがどうなるか。