広島対中日 4回裏広島1死一、二塁、マウンドで岡田(左)と話す井上監督(中央)(撮影・加藤孝規)

<広島9-4中日>◇4日◇マツダスタジアム

広島に連敗し、再び借金1となり4位に転落した。中日先発岡田俊哉投手(33)が4回途中4失点でKOされた。23年2月に右大腿(だいたい)骨を骨折。選手生命の危機だった大けがを克服し、3年ぶりの1軍マウンドだった。投手陣の9失点は今季ワースト。

井上一樹監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

-先発の岡田が4回途中4失点でKOされた

「まあまあ、もう明白というか、結局ね、3回、4回に捕まるっちゅうことは、スタミナ不足というか、結局、そこでちょっと甘くなっちゃうっていうところを、やっぱりカープさんが見逃さなかったっていう、あそこに尽きるかな」

-岡田は大ケガがあった中で、3年ぶりの1軍登板

「本人も気合は入ってたとは思うんだけどね。やっぱり先発っていう形になると最低5イニングはっていうのは。ゲームを作るノウハウっていうのは、あいつは持ってるはずなんだけど、やっぱりボールが、結局ちょっと緩くなったり、高く浮いてきたりすると、ああいう形になってしまうっていう。そこはね、本人もわかってると思うんで」

-次の登板は

「いや、次というよりはとりあえずはもう抹消して。投げ抹消って感じになるけど。また今回ね、あいつも支配下になってということ考えれば、久しぶりの1軍っていうところでの登板で。シーズンはまだ長いこと考えれば、『いつか絶対抑えてやる。勝利投手になってやる』くらいの気持ちでやってもらって、待機しておいてもらわなきゃ困るかなって感じかな」

-打線では上林が猛打賞2打点

「あいつがどちらかというと今、今ね、引っ張っていってくれてる感じの部分はあるんだけども。今年一番、キャンプからオープン戦にかけてずっと変わろうとしてるっていうようなところがすごく見える子なんで。それはもう持続してもらわないと困るかなと思います」

-明日の予告先発でドラフト1位の金丸が発表

「周りがざわつくだろうし。ゴールデンルーキーとしてっていうのは。まあまあ。でも、その、動揺するような子じゃないと思うし、そこはね、抑えなきゃいけないとかいうようなものよりも、自分のショータイムだと思って、腕振ってしっかり投げてほしいかなと思います」

-4回広島に7点取られた後、5回に2点をすぐかえした

「それはここ最近ちょっと出来つつあるっていうところで、そこでもう一押しできていれば、またちょっと展開も変わったのかな」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】3年ぶり先発の岡田俊哉は登録抹消へ「シーズンはまだ長い」井上監督/一問一答