阪神対ヤクルト 6回表ヤクルト2死一塁、リプレー検証中にマウンドで言葉を交わす阪神坂本(左)と伊原(撮影・前田充)

<阪神-ヤクルト>◇4日◇甲子園

阪神ドラフト1位伊原陵人投手(24)が、自己最長の6回1/3を投げるも、2点の勝ち越しを許し、降板した。プロ2勝目の権利を得ることはできなかった。

初回から走者を背負う場面はありつつも、3回まで無失点。4回に、ヤクルト2番赤羽がバットを折りながら左前打、3番サンタナが詰まりながら中前打と連打を浴び、無死一、二塁のピンチ。2死一、三塁まで持って行くも茂木に右前適時打を浴び先制を許した。

直後の攻撃で、森下翔太外野手(24)が左越え本塁打を放ち同点。その後、5、6回は無失点だったが、7回、ヤクルト打線に捕まった。

先頭茂木は見逃し三振も、四球と左前打で1死一、二塁とすると、代打増田に右中間を破る適時三塁打を浴び、2点を勝ち越され、マウンドを降りた。2番手漆原の暴投で三塁走者は生還。6回1/3で7安打2四球3奪三振4失点だった。

4月20日広島戦(甲子園)ではプロ初先発で、初勝利を挙げ、同27日巨人戦(甲子園)では勝ち負けはつかなかったが6回1失点。試合前まで計19回1/3で1失点だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ドラ1伊原陵人、自己最長6回1/3も4失点…2点の勝ち越し許し降板 2勝目逃す