佐々木朗希、5回3失点でメジャー初勝利 仲間からは「いろんなものをかけられて…」/一問一答
<ブレーブス3-10ドジャース>◇3日(日本時間4日)◇トゥルイスト・パーク
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、5回3失点でメジャー初勝利をマークした。
立ち上がりから走者を背負うも、大谷翔平投手(30)の8号ソロなど、打線が4回までに7得点。5回をメジャー最多の98球で、6安打3四死球3失点4奪三振の内容だった。
この日は、悪天候により試合開始が3時間6分の遅延。午後10時21分に試合が始まると、5回のドジャースの攻撃中に日付をまたいだ。試合終了は午前1時26分だった。
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【佐々木朗希の一問一答】
-メジャー初勝利
「まずは、ほっとしてるというか。良かったなと、うれしいなという、そういう気持ちです」
-3時間超えの遅延はどう過ごし、どう影響したか
「食事をとったり、あとはある程度のことは先に終わらせておいて。急に始まることは聞いてたので、先にルーティーンを済ませて、その後はぶらぶらしたり、ゆっくりしました」
-仲間からのお祝いは
「すごい、いろんなものをかけられて。いろんなたくさんの人におめでとうって言ってもらえて、すごくうれしかったです」
-5回を投げ切れたことは
「今日は試合開始が遅れたり、明日も試合ある中で、大変な試合だったんですけど。その中で最低限の仕事はできたので、そこに関しては良かったのかなと思います」
-ストレートはメジャーリーガーに通用している感覚はあるか
「決して納得できてるわけではないですし、まだまだ普通に、いいボールが投げられるなという気持ちの中で。その中でも他の球種を使ったり、あとはいいところに投げれば、アウトはしっかり取れるのかなとは感じてます」
-まだ納得しない要素は球速か、それとも他の要素が
「全部の要素で、足りてないのかなっていう感覚はあります」
-日付を超えて投げるのは初めてか
「初めてです」
-メジャーらしい日付をまたぐ試合。初勝利がこういった形に
「初勝利は僕にとって、すごく思い出に残るというか。その中でもこういった形で、初勝利できたことはすごく特別で、なかなか忘れることができないんじゃないかなとは思います」
-5回を迎える時の気持ちは
「点を取ってもらって、(直後に)失点する回が多かったので。なんとかストライクゾーンで勝負していって、あとはなるようになるかなとは思ってたので。とにかく、3つのアウトを取ることに集中して投げました」
-ブルペンはリリーフ陣が準備していた。2死の時点で91球だったが、代えられるかもという気持ちは
「このバッターを出したら代えられるかとか、そういうことは頭になかったんですけど。ただ、援護してもらってる中で、なかなか締まらないピッチングだったので。そういった意味でも、しっかり3人で終えて帰りたいなとは思ってました」
-スライダーを増やした要因は
「今日に関しては特にスプリットが、なかなか思うように使えなかったので。そういった意味では、どうしてもストレートだけだと、もちろん打たれてしまうので。うまくスライダーを見せながら、要所でフォークも、もちろんゾーンに入れながら。どうにかかわしながらという形にはなったんですけど、そういった意味でスライダーはカウントが取れたので良かったかなと思います」
-初登板から約1カ月半。長かったか
「初勝利うんぬんの前に、なかなかチームに貢献できてる感じもなかったので、最初の方は特に。その中でここ最近は、最低限5回を投げるとか、徐々に仕事としては、もちろん納得いってるものではないんですけど、できてきて。その中で今日、野手と後に投げたピッチャーに試合をつくってもらって、勝てた1勝なのかなと思います」