上原浩治氏(2024年11月撮影)

巨人やレッドソックスでプレーした上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)が4日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、楽天のまずい守備に私見を述べた。

楽天は1日の西武戦(ベルーナドーム)、1-1の9回に守備の乱れが重なり、サヨナラ負けを喫した。7番手の藤平が無死二塁から西武平沼に痛烈な右前打を許し、右翼手小郷は二走仲田が三塁でストップしたのを見て、中継に入った一塁手阿部へ返球。この送球がハーフバウンドとなり、阿部がグラブに当てながらも後逸すると、三塁ベンチ方向にボールが転々とした。本塁のバックアップに向かっていた藤平は、ボールから完全に目を切っており、仲田が悠々とサヨナラのホームを踏んだ。

珍しいプレーに上原氏は「どうしましょう。打球が速すぎたので、ライトが捕って返球するときに、まだ(二走が)三塁ベースに着いてないんですよ。ライトは全く慌てる必要がないです。ファーストも弾き方ですよね。ピッチャーもランナーがかえってこないってわかってると思う。だから、どこに喝を入れようかなって考えた時に、ライト、ファースト、ピッチャーに小さく全員に喝を入れといて下さい」と解説した。

試合後、三木肇監督(48)は「あそこは絶対改善すべきというのが、自分を含めてもう1回しっかり、選手ができなかったのは僕の責任だと思うので、話はしますし、ああいうことは2度としちゃダメかなと思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 上原浩治氏、楽天の珍しい守乱サヨナラ負けに困惑「どうしましょう」「全員に喝を入れといて」