「これから2時間は雷雨予定」大谷翔平出場試合は大幅遅延へ 井口資仁氏「途中で中断よりは…」
<ブレーブス-ドジャース>◇3日(日本時間4日)◇トゥルイスト・パーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、佐々木朗希投手(23)がメジャー初勝利をかけて先発する一戦は、悪天候が見込まれるため試合開始が遅れている。
日本時間午前8時15分に開始予定だったが、直前になっても選手たちはグラウンドでウオーミングアップを行わなかった。
中継予定のNHKBSはテロップで「雨雲が近づいているため試合開始が遅れます」と説明。同8時50分過ぎに中継を再開すると「10分ほど前から雨が降り始めました。これから2時間ほどは雷雨という予報になってます」と説明した。
解説の前ロッテ監督井口資仁氏(50)は先発予定の佐々木について「待つ時間というのはかなりデリケートな時間になってくるとは思いますけど、途中で中断するよりはしっかりスタート時間が決まって、逆算してつくっていくと考えた方がピッチャーにとってはいいかもしれないですね」と語った。
他球場では試合中に中断に入った球場もある。井口氏は「中断の時間次第ではその先に投げない可能性も出てくるので、やんでからしっかり投げる方がいいんじゃないでしょうか」と話した。悪天候は前日から予想され「今日も練習の時もだいたいそういう感じでロバート監督も言ってましたので、本人の中でも遅れるだろうという意識で入っていたと思います」と説明した。
佐々木は試合前時点で6試合に登板して0勝1敗、防御率3・55としている。