アルアハリ対川崎F アルアハリ・トニーと競り合う高井幸大(AP)

<ACLE:アルアハリ-川崎F>◇3日(日本時間日)◇決勝◇サウジアラビア・ジッダ

川崎フロンターレが、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)でアルアハリ(サウジアラビア)に2点の先行を許した。

ボール支配率が相手の6割超で推移する中、一進一退の攻防を繰り広げていたが、均衡を破られる。0-0の前半35分、元ブラジル代表FWフィルミーノ(33)からパスを受けたブラジル代表FWガレーノ(27)が、ペナルティーエリア左角から右足を一閃(いっせん)。美しい放物線を描いてゴール右上にインスイング(内巻き)の超絶弾が決まった。ガレーノは今大会4点目となった。

直後の同42分に再びネットを揺らされた。左サイドバックの三浦颯太が右膝を負傷。治療でピッチを離れている間、そのサイドから崩され、最後はフィルミーノの山なり右クロスから、コートジボワール代表MFケシエにフリーで頭を合わされた。

今季から新方式になり、準々決勝から中東ジッダで集中開催となった中、その港湾都市に本拠を構えるアルアハリが躍動。川崎Fは前半から2点のビハインドを負う形となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ACLE】川崎F、前半2失点…初アジア制覇へ逆風、敵地で超絶被弾 三浦颯太は負傷交代で涙