アンチェロッティ監督(ロイター)

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)が来季の去就に関して、「将来については25日に話すつもりだ」とリーグ戦の最終日に説明することを明言した。

Rマドリードは4日にホームで行われるスペインリーグ第34節でセルタと対戦する。この一戦の前日、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。

アンチェロッティ監督はまず、勝ち点4差で首位に立つバルセロナを追い抜くために絶対に負けられないセルタ戦について、「とてもいいチームだ。バルセロナにあと少しで勝つところだったし、よく組織されている。我々はこの試合に向けて1週間準備してきた。準備万全だし、ベストを尽くせると確信している。優勝争いを続けるために重要な試合だ」と意気込みを語った。

ブラジル代表監督就任の可能性に関する報道については、「それについては明確にできる。私は自分のクラブ、選手、そしてサポーターに愛情を持っているし、リスペクトしている。私の将来については25日に話すつもりだ。その前には話さない」とリーグ戦の最終日に話すことを明らかにした。

続けて、「私は今、そして今後の試合について考えている。優勝を争うことができると思っているし、何が起ころうとも、最終戦の最後の1秒までリーグ優勝を目指して戦いたい。チームはそのことに集中しており、それ以外のことはまったく考えていない。メンディ、リュディガー、アラバが先週負傷し、我々は多数のけが人を抱えている。困難はあるものの、良いチームを作り、明日の試合に勝てると確信している」と残り5試合に集中していることを強調した。

またアンチェロッティ監督は、次期監督の候補としてシャビ・アロンソ、ソラーリ、クロップといった名前が出ていることに対し、リスペクトの欠如だと思うかという質問を受け、「いや、まったくない。私はクラブととてもいい関係を築いているし、クラブとはいつもあらゆることについて話している。素晴らしい関係だ。情報は出ているが、その多くは真実ではない」と冷静に答えた。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 去就注目のレアル・アンチェロッティ監督が言及「将来については25日に話すつもりだ」