阪神対ヤクルト ヤクルトに勝利し、お立ち台でポーズを決める阪神佐藤輝(左)とデュプランティエ(撮影・上山淳一)

<阪神7-1ヤクルト>◇3日◇甲子園

阪神の新助っ人、ジョン・デュプランティエ投手(30)が“4度目の正直”で来日初勝利をゲットし、チームを首位返り咲きに導いた。6回を4安打3奪三振1四球で無失点。外野に飛ばされた打球は安打を含めて5本のみで、ゴロアウトを量産するクレバーな投球が光った。2試合連続2桁安打を記録した打線の援護も受け、来日4戦目で待望の白星をゲット。チームは4連敗からの本拠地2連勝で息を吹き返した。

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開幕前、デュプランティエの両親が初来日していた。もちろん、異国で単身生活に励む愛息を支えるためだ。父ジョンさん、母デブラさんが3月に来日。4月3日DeNA戦(京セラドーム大阪)の来日初登板を見届けて離日した。

「お母さんの手料理は本当に恋しかった。自分の一番好きな料理だからね。僕にとって好きなレストランの料理って、実家で食べる母の料理のことなんだ」

3月のオープン戦、練習後は自宅で家族だんらん。母の手料理に舌鼓を打った。「好きな手料理はガンボスープ。シチューみたいな料理だね。チキンソースで、お米やチキン、ソーセージ、おくらが入っているんだ。アメリカ南部のケイジャン料理です。あるなら3食毎日でも食べたいぐらいだよ」。

かけがえのないエネルギーチャージの時間も、助っ人右腕のメモリアル星を呼び込んだ。【阪神担当・伊東大介】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【とっておきメモ】阪神デュプランティエ来日初勝利を呼び込んだ「毎日でも食べたい」母の手料理