広島対新中日 3回裏広島無死、堂林は遊撃内野安打を放つ(撮影・加藤孝規)

<広島2-0中日>◇3日◇マツダスタジアム

広島堂林翔太内野手(33)が、攻守で床田の快投をアシストした。

一塁守備では初回、中日先頭の岡林の痛烈なライナーをジャンピングキャッチ。床田が「堂林さんのプレーで本当にスッと試合に入れたので、あのプレーは大きかったですね」と感謝した美技で、先発投手の立ち上がりを支えた。

打っては3回、先頭で相手先発の松葉からチーム初安打。遊撃手・土田の頭上を越える安打から2死三塁の好機が生まれ、先制点につながった。松葉とは昨季、4割2分9厘の好相性を誇ったが、過去の実績より気持ちで生んだ安打だった。「もう、自分のミスから始まった連敗でもあったので、何とかして止めたかったですし、止まって良かったです」。4月25日DeNA戦(横浜)で1-1の7回の一塁守備で、代打・宮崎の打球を後逸。決勝点を与えてしまい、そこから悪夢の7連敗が始まった。悪い流れを止めようと、必死だった。

この日は2-0の接戦を制し「点をとって(投手を)楽に投げさせてあげることが一番ですけど、自分たちの野球は『守りから』っていうのは再認識できた試合だったのかなと思います」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】完封床田寛樹も感謝「あのプレー大きかった」堂林翔太が美技で支えた 先制点導く安打も