阪神対ヤクルト 5回裏を投げ終え、ベンチへ戻るヤクルト奥川(左)(撮影・前田充)

<阪神7-1ヤクルト>◇3日◇甲子園

ヤクルトが投打がかみ合わず、3連敗で借金は今季最多6となった。

先発の奥川は5回1/3を10安打6失点(自責3)で3敗目を喫した。初回は2死三塁から阪神佐藤輝に先制の右前適時打を浴びた。これで奥川は4試合連続の初回失点と課題の立ちあがりで再び失点。奥川は今季5登板目での初勝利はならなかった。守備でも7回2死二、三塁で左中間の飛球に西川とサンタナが交錯して落球など2失策がともに失点につながった。

打線は前日2日からてこ入れして臨んだ。茂木を楽天代の21年以来、移籍後では初となる4番に起用。岩田を今季初となる1番に据えた。6回は先頭岩田が中前打でチャンスメークし、茂木も四球でつなぎ、2死一、二塁の好機を演出したが、ホームは踏めず。7回まで無得点に封じられた。

29年ぶりとなる3試合連続完封負けこそ何とか逃れた。8回2死一、二塁からオスナが右中間への適時打を放って1点を返したが、反撃は遅かった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】29年ぶり3試合連続完封負けは逃れるも…3連敗で借金6 奥川恭伸また初勝利ならず