スキルコーチのベンチ入り登録を行い、会見で説明するソフトバンク城島CBO(撮影・岩下翔太)

開幕から低迷するソフトバンクが、打撃部門のテコ入れとしてスキルコーチの長谷川勇也氏、明石健志氏、菊池拓斗氏をコーチ登録した。これにより、ベンチ入りが可能になった。城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(48)は3日、みずほペイペイドーム内で取材に応じ、その意図を明かした。

「ファーム組織を主に見てもらうことをやっていましたが、故障者がたくさんいまして。1軍でプレーしている選手たちがキャンプからシーズンを通して指導を受けている選手がたくさんいますので。問題が起きた時にすぐ対処できるように、小久保監督と議論して決めました」と語った。

柳田、近藤、今宮、周東ら野手の主力が故障で離脱中。現状、若手選手が1軍の主体となっており、今回の決断に至った。期日は未定で、毎試合1人はベンチ入りする予定でいる。

また、メンタルパフォーマンスコーチの伴元裕氏をマネジャー登録したことも発表した。ベンチ入りすることが可能になり、試合中でも選手はアドバイスを受けられるようになった。同コーチはメンタル面で選手たちをサポートし、より高いパフォーマンスを引き出すことを目的に今シーズンから新たに導入されていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】打開策へスキルコーチをコーチ登録 城島健司CBOが説明