Rソシエダードのイマノル・アルグアシル監督(2024年7月撮影)

レアル・ソシエダードのアルグアシル監督(53)が退任を決断した理由について、「勝たなければならないものに勝てなかった」と説明した。

Rソシエダードは4日にホームで行われるスペインリーグ第34節でビルバオと対戦する。欧州カップ戦の出場権獲得に向けて非常に重要な一戦の前日、アルグアシル監督が記者会見に出席。会見についてクラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコが報じた。

アルグアシル監督は今季終了後の退任を決断した理由について、「先週、続投しないというニュースを伝えることにしたが、ラ・レアル(Rソシエダードの愛称)で続けるつもりだったので、大きな悲しみを抱えながら去ることになる。しかし、我々がこの数年間に経験してきたすべてのことにとても満足しているし、誇りを感じている。忍耐強く待ってくれたジョキン(アペリバイ会長)、ラ・レアル、サポーター、選手、スタッフに感謝したい。そのタイミングだったんだ。たとえ悲しい気持ちで去るとしても、悲劇は望んでいない。あと5試合あるので、欧州カップ戦の出場権を獲得してシーズンを終えたいし、それに集中したい」とコメントした。

さらに「肩の荷が下りたわけではないが、シーズンを通じてそうだったように穏やかに過ごしている。開幕時はこれが最後のシーズンになるとは思っていなかった。契約延長したかったが、何がなんでもというわけではなかったんだ。おそらく一番の理由は、勝たなければならないものに勝てなかったからだ。気分はいいし、落ち着いているが、すべての物事には始まりと終わりがある。私はひっそりとここにやって来て、仕事に熱心に取り組んだ人間として皆に記憶されたい」と話した。

アルグアシル監督はビルバオ、アトレチコ・マドリード、セルタ、ジローナ、レアル・マドリードとの対戦を終えた後、6年以上務めたRソシエダードの監督を退任することになる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rソシエダードのアルグアシル監督、退任理由を説明「勝たなければならないものに勝てなかった」