ソフトバンク対ロッテ 9回裏ソフトバンク2死満塁、左越えに逆転サヨナラ打を放ち、歓喜する川瀬(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク4-3ロッテ>◇2日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが2点差をはね返す劇的な逆転サヨナラ勝ちで、連敗を脱出した。1点差に迫った2死満塁で代打川瀬晃内野手(27)が左中間を破る2点適時二塁打を放った。ナインから祝福された川瀬は思わず涙をこぼした。「本当に最高ですし、もっともっといい試合をファンに見せていければと思います。ここから勢いに乗って連勝できればいい。自分もチームを迷惑をかけたことが多々あった。連勝していきたい」。

主力選手に故障者が相次ぎ、5連敗中と苦境に立たされていた。この試合を落とせば、借金8で過去の優勝球団(07年日本ハム)の最大借金に並び、リーグ連覇の「デッドライン」となるところだった。瀬戸際で底力を発揮した昨年のパ王者が劇的勝利で息を吹き返すか。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】川瀬晃が涙のサヨナラ打!6連敗阻止でV球団最大借金タイ免れる