【G大阪】3日湘南戦へポヤトス監督「相手の脇を狙う」柔軟な戦いで連勝狙う
ガンバ大阪は3日に湘南ベルマーレとパナスタで戦う。
2日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。3試合ぶり白星を手にした4月29日京都サンガF.C.戦からの連勝に向けて調整した。
取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(46)はけが人がいる中でのやりくりに苦慮しながらも、柔軟な対応で勝利を得られたことに手応えの様子。この日も「毎試合フレキシブルに戦っていきたい」と話した。
対戦相手の湘南に対しては「どんな相手にでもしっかりとダメージを与えられるチーム」とし、「相手の1列目を外した後の私たちのリ・オーガナイズ。相手の脇を狙っていくことが大事」と湘南攻略のポイントを挙げた。また21歳の湘南DFについても言及。「3バックの1人の鈴木淳之介選手。前にボールが運べてゲームを作れる選手。本当に未来のある選手だと思っている」と評価すると同時に、警戒を強めた。
けが人の影響もあり、試合によって戦い方を変えながら進んでいる今季のG大阪だが、MF倉田秋(36)は前節の勝利が大きなヒントになったと考えている。「今はどうやったら勝ちやすいかというのが、前の試合で見えたかなと思う。前に行ける選手が多いから、守備から入ってショートカウンターは合っている。自陣でボールをつなぐのがいいプレーではないし、相手陣でセカンドボールをしっかり拾ってからつなげばいい。それよりもまず、球際でしっかり行くこと、戦うこと。当然それは必要」。やるべきことをやった上での鋭い攻撃。それが試合のカギになるとイメージした。【永田淳】