雨天中止で調整する楽天・宗山(撮影・野上伸悟)

楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、開幕から1カ月で上々のスタートを切った。2日オリックス戦(楽天モバイルパーク)は今季3度目の雨天中止となったが、ここまで26試合に出場し打率2割7分、2本塁打、7打点、2盗塁をマーク。「まだまだもっとできるというところはたくさんある。日々勉強ですし、今の結果よりも、それをどう次につなげられるかを考えてやっていきたい」と力を込めた。

同学年の選手に負けたくないという思いも強い。前カードで対戦した西武渡部聖は広陵(広島)時代の同期。楽天戦3試合で3安打4打点と活躍するなど、自身と同じ大卒新人は即戦力ぞろいだ。「渡部だけではなく、オリックスの麦谷、ロッテの西川だったりとか、いろんな同学年の選手、もちろん他の選手よりも意識する部分は強いですけど、自分のやることは変えずに、1年間終わった時にどれだけ成績を残せるかが大事かなと思う」と話した。

目の前のプレーに集中する。「その時、自分のできることという風なメンタルで今やってるので、本当に1対1の勝負を楽しめる部分もありますし、そういう緊張感も楽しめたらいいんじゃないかなと思う」。試合ではどっしりと構える。【山田愛斗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】宗山塁「結果を次にどうつなげるか」26試合で打率2割7分、2本塁打、上々スタート