巨人対広島 3回を投げ8安打3失点でマウンドを降りた巨人の先発田中将(撮影・たえ見朱実)

<巨人4-3広島>◇1日◇東京ドーム

大台へ、足踏みが続く。巨人田中将大投手が早々にマウンドから消えた。初回、1番小園、2番矢野を打ち取って2死を奪った。だが、3番野間から5連打を浴びて3失点。甘く入ったボールを痛打された。2回以降は追加点を許さなかったが、3回に代打を告げられた。3回8安打3失点。またも日米通算200勝に王手をかけられず「チームに迷惑をかけるかたちでマウンドを降りてしまって悔しいです」と唇をかんだ。

繊細なコントロールを突き詰めてきたはずだった。4月17日DeNA戦で2回6失点でKOされ、翌日に登録抹消。2週間の調整期間では、主に外角低めのストライクゾーンを意識して練習に取り組んできたが結果に結びつかず「9連戦中という中で、こういう投球しかできなくて悔しい。そこに尽きます」と肩を落とした。今後は1軍登録を抹消され、再び2軍での再調整となる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】田中将大2軍再調整へ、3回3失点で降板「こういう投球しかできなくて悔しい」