西武対楽天 10回裏西武無死二塁、平沼(右から2人目)の右前打を右翼手小郷が悪送球、サヨナラ勝ちし喜ぶ西武の選手たち(撮影・足立雅史)

<西武2-1楽天>◇1日◇ベルーナドーム

西武が延長10回、サヨナラ勝利で2年ぶりの5連勝を飾った。

勝利の打球を放ったのは5番スタメンに入った平沼翔太外野手(27)だ。

タイラー・ネビン外野手(27)が二塁打で出塁して作った延長10回の無死二塁。平沼がライト前ヒットを放つと、代走で出た二塁走者仲田は三塁で止まったものの、楽天の右翼小郷が中継へまさかの悪送球。仲田がホームインし、意外な幕切れとなった。

平沼は「あれ、サヨナラヒットにはならないですよね」と笑い「でも、まぁ、自分らしい打球かな」と振り返った。

91敗した昨季は、延長戦でもとことん負けていた。平沼は「僕には分かんないですけど、みんな去年の悔しさを持ってやっているので、そういう1つ1つの積み重ねかなと思います」と感慨深そうにコメント。

サヨナラ勝利を演出した、今季加入のネビンも「言葉では表せないくらい非常にいい雰囲気が漂っている」と大きな手応えを口にしていた。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】サヨナラ呼んだ平沼翔太「みんな去年の悔しさを持ってやっている」2年ぶり5連勝