中日対阪神 5回裏中日2死一、三塁、一塁走者上林は一・二塁間で小幡(右)にタッチされアウトになる(撮影・加藤哉)

<中日3-2阪神>◇1日◇バンテリンドーム

阪神が中日に3タテを暗い、連敗が今季ワーストの4まで伸びた。

6連勝後の4連敗。藤川球児監督(44)は「ペナントレースですから、今はそういう時期に差しかかっているという風に、ゲームの途中あたりから見えてきましたね」と冷静に振り返った。

同点の5回2死一、三塁から重盗を仕掛けられ、決勝点を与えた。一塁走者の上林誠知外野手(29)がスタート。坂本誠志郎捕手(31)が二塁に送球したが、上林は途中で止まり、逆走。

小幡竜平内野手(24)が全力で走って上林をタッチアウトにしたが、本塁に向かっていた三塁走者の岡林勇希外野手(23)の生還がわずかに早かった。

同監督は「まあ、5回ですからね。まだまだ展開的には(これから)というところ。あの作戦自体は特に問題があったとは全く考えていないですね」と話した。

田中秀太内野守備走塁コーチ(48)も同じく、決勝点の場面について「試合の中で起こることで、こちらの考えもある。別にミスがあったとか、そういうことはない。小幡はやろうとしていることをやっただけ。小幡の判断とか、そんなのではない。チームとして動いていること」と説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督、決勝点与えた対「重盗」の守備に「作戦自体は特に問題ない」最長4連敗