オリックス対ロッテ 先発するロッテ種市(撮影・和賀正仁)

<オリックス5-0ロッテ>◇30日◇京セラドーム大阪

首位オリックスの打線は手ごわかった。

ロッテ先発の種市篤暉投手(26)は、2回に先頭打者の西川にソロを被弾し先制を許すなど、5回11安打5失点と試合をつくれなかった。登板前日には「開幕からだいぶ状態いいのは知ってますし、太田選手が1番を打ってると思うので、いろいろデータ見ながら対策していけたら。1発の出る打者がすごく多いので、警戒しながら」と話していたが、その1発から主導権を握られた。

前回登板の23日西武戦では先頭打者弾を浴びた後、立て直して試合をまとめたが、この日は制球もままならず、そう簡単にはいかなかった。0-3で迎えた4回には1死から連打と死球で1死満塁のピンチを招くと、麦谷に変化球を右前適時打とされた。直後に自らの暴投でさらに突き放される形となった。

今季最多の2桁安打を喫した。「変化球の精度がよくなかったです。初回からリズムに乗ることができなかったことが反省点かなと思いますし、内容に関しても変化球が特に決まらなかったことがこの展開になってしまった要因かなと思います。次の登板に向けてはやれることは全部やって臨みたい」と振り返った。【星夏穂】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】種市篤暉、5回11安打5失点「変化球が特に決まらなかった」 今季最多の2桁被安打