イースタン西武-ヤクルト 前日2本塁打、この日3安打と打撃好調の西武渡部健(撮影・金子真仁)

<イースタン・リーグ:ヤクルト9-7西武>◇30日◇カーミニークフィールド

西武の渡部健人内野手(26)が2試合連続で打撃好調ぶりをアピールした。

前日29日には1試合2本塁打をマークし、この日も左中間フェンス直撃の二塁打を含む3安打。深い左飛にあり、明らかに打球内容が変わってきた。

打撃フォームはまだ変えたばかり。足をあまり曲げず自然体のフォームから、コンパクトに振り抜く形に。「なんか自然な感じでいいかなと思って。振ったら自然と、勝手に打球も上がってくれるので」と早くも実戦での手応えを感じているようだ。

ドラフト1位で西武入りし、今年で5年目。入団当初は「よくばり君」と話題になったスラッガーは、今年から背番号も8から66に変わった。何とかしたい1年。「昨日今日は感じが本当にいいので。この流れを続けられるように」。チームの未来を考えれば若手大砲の本格化が最大の課題であり、達成時の効果も極めて大きい。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】「よくばり君」渡部健人、2軍で1試合2本塁打→翌日3安打 打撃フォーム修正で上向き