スペイン連盟、国王杯退場のリュディガー来季開幕戦アウト、ルーカス、ベリンガムの処分も発表
スペインサッカー連盟は29日、国王杯決勝バルセロナ戦で退場になったレアル・マドリードの3人の処分を発表した。
Rマドリードは26日に国王杯決勝でバルセロナと対戦するも、延長後半の失点により、2-3の痛恨の敗北を喫した。試合終了後、判定に不満を持ったリュディガー、ルーカス・バスケス、ベリンガムがレフェリーに対する攻撃的な態度を取ったことで退場処分を受けていた。
リュディガーは主審のデ・ブルゴス・ベンゴエチェア目掛けてペットボトルを投げたことでレッドカードを提示され、6試合の出場停止処分が下った。スペインサッカー連盟の規定では4試合を超える場合、スペイン国内の全大会に処分が適応されるため、スペインリーグの今季残り5試合および来季開幕戦に出場できない。
しかし、リュディガーはこの試合で、左膝に全治6~8週間の今季絶望のけがを負っていた。これにより負傷期間中に出場停止処分の5試合を消化することになるため、実質的にはあまり大きな影響はないだろう。
判定に抗議して退場になったルーカス・バスケスは2試合の出場停止処分を受け、来季最初の国王杯2試合を欠場することになる。
一方、ベリンガムはレフェリーに攻撃的な態度を取って退場になったものの、クラブが退場になるような行為を行なっていないことを証明する動画を提出した。それが認められたためレッドカードが取り消され、処分なしとなった。
(高橋智行通信員)