【湘南】「チクチクしてちょっと痛かった」畑大雅がプロキャリアのキャプテンマークでプレー
<明治安田J1:湘南0-0福岡>◇29日◇第13節◇レモンガス
湘南ベルマーレDF畑大雅(23)がホームアビスパ福岡戦でプロキャリア初のキャプテンマークを巻いて出場した。試合は0-0で引き分けた。
今季から副主将に就任した畑。主将のFW鈴木章斗や他の副主将がスタメンにいなかったので、大役が回ってきた。後半開始から鈴木章が投入されるまで45分間、左腕に黄色いマークを巻いた。「プロ初ですね。チクチクしてちょっと痛かったです。圧迫が慣れなくて。後半スッキリしましたけど」と答えて笑いを誘った。
チームの先頭で入場し、試合前にはコイントスなどの仕事もこなした。「あれは新鮮でしたね」といいつつ、普段から責任感強くプレーしていることもあり、変に気負うことなくいつも通り臨めたという。
前半は前からの圧力を受け、押し込まれる時間帯も長かったが、後半は盛り返した。「みんな最初、前から来るし、そういう中でうまくいかないことも多くあるけど、0(失点)で耐えてやはり今日の福岡はすごく(ペースが)落ちたので、そうなるとガッとスペースが増えていいプレーができる」と展開を分析。後半は守備時の立ち位置をやや修正し、アグレッシブな戦いで攻勢に持ち込めた。その流れを「待っていた」といいつつ「その中でも前半ではもっとうまく前進できたんじゃないか」と反省点も挙げた。【佐藤成】