イースタン・リーグ 日本ハム対楽天 5回裏楽天無死一塁、二塁手上川畑が三ゴロ併殺を完成させる(撮影・黒須亮)

<イースタン・リーグ:日本ハム3-2楽天>◇29日◇鎌ケ谷

打撃低迷で2軍降格した日本ハム上川畑大悟内野手(28)が29日、最短での1軍再昇格へ向けてスタートを切った。イースタン・リーグ楽天戦(鎌ケ谷)に「2番二塁」で出場し、ハワードから2打席連続の右前打を放ち、4打数2安打。それでも「内容的には全然良くないし、自分のしたいバッティングとは程遠い」と自己評価は厳しかった。

今季は開幕スタメンを勝ち取ったものの、打率1割3分5厘と苦しみ、28日に1軍登録を抹消された。打撃の状態は「(感覚が)めっちゃズレてます」。横尾2軍打撃コーチとはまず「シンプルにまっすぐを引っ張ろう」と話し合い、強いスイングを取り戻すことから着手した。

目指すのは最短10日での再昇格。「若手がもがいている姿とか見たら、僕ももっとがむしゃらにやらないといけないと思う。お互い刺激し合って、1日1日を無駄にしないように」。調整期間を無駄にせず、再び1軍の舞台で勝負強さを発揮する。【黒須亮】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】上川畑大悟、最短1軍再昇格へ 2軍戦で2安打も納得せず、内容「全然良くない」