新発田農エース遠山剣臣、1年春から大会初戦に7戦連続先発で7連勝も「調子はよくなかった」
日刊スポーツ 2025年04月28日 19:23:35
<春季高校野球新潟大会:新発田農18-2新潟工>◇28日◇新発田市五十公野公園野球場ほか◇1回戦
新発田農のエース遠山剣臣投手(3年)が6回を8安打ながら1点に抑えた。1年春から春、夏、秋の各大会の初戦に先発し続けて、これで7連勝になった。
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大会初戦連勝を「7」に伸ばした遠山は「あまり調子はよくなかった」と厳しい表情だった。大量得点をバックに6回を投げたが、毎回走者を背負った。初戦に限れば1年春から昨秋まで44回連続無失点。3回に先頭から2連打を浴びて1点を失い、記録は46回でストップした。「0に抑えてこの先に勢いをつけたかった」と悔しがる。
もっとも、不調ながら最少失点に抑えたことは収穫。「走者を背負ってからギアを上げることを意識した」。走者がたまった後、変化球と直球でコーナーを突き凡打で締めた。今春の北信越大会は新潟開催。上位4チームが出場する。「まず北信越に出て、夏につなげる」と春の目標を話した。
情報提供元: 日刊スポーツ