ドジャース対パイレーツ 2回、マウンドに向かうも投球練習を終え異変を訴えて降板するドジャース・グラスノー(撮影・菅敏)

<ドジャース9-2パイレーツ>◇27日(日本時間28日)ドジャースタジアム

右肩の違和感で緊急降板したタイラー・グラスノー投手(31)が、落胆した様子で現状を語った。

1回に2者連続本塁打を浴び、2失点。打線がその裏に4得点で逆転したが、2回のマウンドに上がる前の投球練習で違和感を訴え、急きょ降板となった。

前回登板では右足のけいれんで5回途中で降板。2試合連続のアクシデントとなった。試合後、グラスノーは「多くのことを変えて、いい状態を続けるためにやっていたが、とても腹立たしい」とコメント。右肩の違和感について「何なのか、何が起きているのか、なぜ、これまでになかったようなことが起きているのか、分からない」と現状を明かした。

昨年は9勝を挙げたが、右肘の故障でシーズン終盤は登板なし。今季は、故障予防で投球動作の改善にも取り組んだ。だが、今回の右肩違和感で負傷者リスト(IL)入りする可能性が高い。「ここ何年も(身体的に)健康な状態を維持するために、何でもやってきたが、今は、答えが分からない。それが最も腹立たしいこと。自分自身もそうだし、多くの人にとっても(故障に)疲れ切っている。チームメートに申し訳ない」と唇をかんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「とても腹立たしい」「何が起きているのか」ドジャース・グラスノーが緊急降板に落胆