日本ハム対ロッテ 7回裏、ベンチから戦況を見つめる日本ハム新庄監督(撮影・江口和貴)

<日本ハム-ロッテ>◇27日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(53)が投手が投球時の滑り止めで使用する「ロジン」のについて私見を語った。

試合後の取材対応の第一声で「昔から思ってたんだけど、ロジン、粉がたくさん出ないのを開発してくれないかな」と切り出した。

この日はロッテ先発の田中晴がロジンを使用後に、白い粉が空中に舞ってタイムをかけられる場面があった。新庄監督は「昔だったら(元広島の)佐々岡さんがめちゃくちゃ付けてて。リリースポイントでポンと離した瞬間、消える魔球のようにパーンって(白い粉が舞って)ボールが見えないっていう(ことがあった)。今日も、ものすごく舞っていたじゃないですか。あれ、お互い嫌なんすよ。バッターも集中していて止めるのも嫌だし、ピッチャーもさぁ投げようっていう時に止められたら『あぁ』ってなるじゃないですか」と投手と打者の両方にとってプラスではないと指摘した。

だからこそ、新しいロジンを開発してほしいというのが新庄監督の私見だ。「あれ、なんとかしてほしいなって、ずっと思ってたんすよね。ウチの伊藤くんも山崎くんも(ロジンをたくさん)付けるんでね。短縮…試合時間は何秒かだけど(短くなる可能性もある)。あれ、気になるんですよ」とロジン改革の必要制を訴えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督が“白い粉”に「あれ、なんとかしてほしい」投手必須アイテムの改革を要望