楽天対ソフトバンク 11回裏楽天無死満塁、渡辺佳(手前)は左サヨナラ適時打を放ち伊藤と抱き合ってジャンプ(撮影・浅見桂子)

<楽天3-2ソフトバンク>◇27日◇楽天モバイルパーク

強風を味方につけた。楽天がソフトバンクにサヨナラ勝ちし、4カード連続で勝ち越し。貯金を今季最多の2とした。

2-2の延長11回、途中出場の中島大輔外野手(23)、宗山塁内野手(22)の連続長短打で無死二、三塁としチャンスメーク。代打伊藤裕季也内野手(28)が敬遠で歩かされ、無死満塁から代打渡辺佳明内野手(28)が、左越えのサヨナラ適時打を放った。則本昂大投手(34)が今季3勝目。

殊勲打の渡辺佳はお立ち台で「中島だったりムネ(宗山)、ユキヤ(伊藤)が必死につないでくれたので、その気持ちを感じて打席に立っていい結果になって良かったです」と笑顔。「レフト方向に強風が吹いていたので、取りあえず当てれば(三走の)中島が走ってくれるかな~と思ってました」と仲間への信頼を口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】4カード連続勝ち越しで首位オリックスと0.5差 渡辺佳明が強風味方にサヨナラ適時打