DeNA対広島 7回表広島1死、猛打賞となる中前打を放つ床田(撮影・垰建太)

<DeNA2-0広島>◇26日◇横浜

広島床田寛樹投手(30)が「二刀流」を発揮した。

この日のDeNA戦。初回、2回と無失点。5日のDeNA戦(マツダスタジアム)の初回に失点したが、その試合の2回以降はスコアボードに「0」を並べてきた。だが、この日の3回、味方の失策があり、1死一塁で蝦名の打球は左前へ。左翼・ファビアンがダイビングキャッチを試みたものの、打球を後逸して失点。なおも1死三塁から度会に中犠飛を許し、2点目も失った。連続無失点は24イニングで止まった。

打線の援護がない中、粘投を続けた床田はバットでも見せ場を作った。1打席目は中前打。2打席目は左翼線への二塁打。そして3打席目は中前打。しかも、相手は抜群の安定感を誇るDeNAのケイから。ここまで5試合中4試合で安打を記録。巧みなバットコントロールに、スタンドがどよめいた。

床田の3安打猛打賞は2023年9月26日の中日戦(マツダスタジアム)で3安打を放って以来。投げるだけではなく、打撃でもチームをけん引。しかし、床田の奮闘は報われず、チームは完封負けを喫した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】床田寛樹が孤軍奮闘 連続無失点は24イニングで止まるも、3安打猛打賞!