山本由伸2敗目、相手先発の剛腕スキーンズに脱帽「素晴らしいピッチングでした」/一問一答
<ドジャース0-3パイレーツ>◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が5回4四球3失点で降板し、今季2敗目を喫した。1回に先制点を許し、18回連続無失点がストップするなどサイ・ヤング賞候補同士の対戦となった昨季新人王のパイレーツの剛腕、ポール・スキーンズ投手(22)との投げ合いに敗れた。
山本は5回5安打5奪三振4四球、3失点。試合後の一問一答は以下の通り。
-今日の登板を振り返って
立ち上がりからボールが先行していまい、なかなかリズムをつくりきれないピッチングだったなと思います。
-ゲームが進んでいくうちに普段の力が取り戻せるかなと
2回の最後の方から3回、4回とどんどん感覚は良くなってたんですけど、5イニングになってもなんとかピンチの場面を乗り切れず、すごく悔しかったです。
-こういったゲームのときは自分でどこが悪かったとか、ピンポイントで分析して投げているのか
やっぱり必ず原因はあるので、それを早く感じ取ったというか、早くどこが良くないのかっていうのをよく考えて、今日も割と早い段階で調子は少しずつ良くはなってたんですけど、結果的にすごくリズムの悪いピッチングだったので、良くなかったなと思います。
-今月の段階で調子を自分でどう思われますか
すごく良い調子で来られていると思います。今日は立ち上がりからあまり良くなかったですけど、なんとかこうあまり良くないときでも、もっともっとこう最少失点に抑えたり、もっとできることはあったかなと思います。
-相手先発パイレーツのスキーンズの投球については
今日もほんとうに素晴らしい投球でしたし、もともとすごく良い投球をすることはわかっていたので、特に立ち上がりだったり、もっともっとこう良いピッチングをしていきたかったんですけど、はい、素晴らしいピッチングでした。
-試合前のブルペンで投げていてどうでしたか
はい、いつも通りです。
-パイレーツ打線の印象
もちろん良いバッターもいますし、今日はそれなりにこう、ボール先行したりフォアボール出してピンチになったり、ピッチングの基本的なところがやっぱりできてないと、こういった結果になるなと思いました。
-なにが悪かったのが、はっきりわからなかった感じ
立ち上がりすごく良くなくて、それから2回途中から3回、4回と少しずつ良い投球ができていたんですけど、5回ももうちょっとこう良いピッチングをして、なんとかこうリズムを作り直せたら良かったです。
-カットボールとかツーシームとか、途中から多めに投げているように見えた、手応えは
そうですね、どのボールも良いボールもありましたし、コントロールできてないボールもありました。
-5回に打たれたヒットは投げきれなかった印象なのか、それともうまく打たれた印象なのか
そうですね、まだちょっと映像を見返したりしていないので、わからないんですけど、なんとか粘って抑えられたら良かった場面でしたね。
-エース級のピッチャーと対戦、得たもの
やっぱり良い投手と対戦するときは特に、いつも以上に先制点だったり、そういったところにはすごく気をつけて投げたかったんですけど、今日は先制点を許してしまいましたし、5回にもさらに失点してしまったので、また次につなげたいですね。
-粘って修正できたポイントは
本当に2回の最後、3回、4回と良いボールすごく多かったですし、良いバランスで投げられている投球もあったかなと思います。