山本由伸「立ち上がりからボール先行でリズムが…」サイ・ヤング賞候補同士の投げ合いで2敗目
<ドジャース0-3パイレーツ>◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が5回4四球3失点で降板し、今季2敗目を喫した。サイ・ヤング賞候補同士の対戦となった昨季新人王のパイレーツの剛腕、ポール・スキーンズ投手(22)との投げ合いに敗れた。
山本は「立ち上がりからボールが先行していまい、なかなかリズムをつくりきれないピッチングだったなと思います」と話し、スキーンズの投球に対しては「素晴らしいピッチングでした」と言った。
初回、四球で出した走者を4番バルデスの右適時打でかえされ、先制点を献上。連続無失点イニングは「18」でストップした。1回だけで球数32球を要するなど序盤から制球に苦しんだ。その後は0を並べたが、球数80球を目前とした5回、味方守備の乱れも絡んでパイレーツ打線につかまった。
先頭デービズを三ゴロに打ち取ったかと思われたが、三塁手マンシーの悪送球で二塁進塁を許した。無死二塁からクルーズの右前適時打、二死一、三塁からヘイズに中前適時打を浴びて2点の追加点を許した。
山本は5回5安打5奪三振4四球3失点、球数94球で降板。防御率は0・93から1・06となったがリーグ1位は守っている。