阪神対巨人 8回裏、厳しい表情で戦況を見守る巨人阿部監督(撮影・前田充)

<阪神4-1巨人>25日◇甲子園

巨人がまたしても縦じまに屈した。1回に先制を許すと、3回にも3失点。序盤からリードを許す展開を強いられた。先発赤星優志投手(25)は4回4失点で降板した。

この日から左手親指の負傷から戦線復帰した新外国人のトレイ・キャベッジ外野手(27)は「7番右翼」でスタメン出場。試合前は「ようやく戻ってこられて、とても興奮している。状態はいい。今日試合でプレーできるのを楽しみにしている」と話していたが、チームを勝利には導けなかった。

好投された相手先発の村上に対し亀井善行打撃コーチ(42)は「キレのある真っすぐを軸に多彩な変化球を制球良く投げ込むスタイルで制球力が調子のバロメーターになる。作戦面も含めて大胆な攻撃が必要になる」と話していた。打開策を模索したが打ち崩せなかった。

今季の阪神戦は本拠地で3連敗に続き、4戦4敗の未勝利となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阪神に序盤からリード許して敗退 今季は4戦4敗と1勝が遠い…