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レアル・ソシエダードのアルグアシル監督(53)が今季終了後に退任することを受け、スペイン紙マルカ電子版が後任候補を24日に報じた。

Rソシエダードは24日、アルグアシル監督が来季続投しないことを発表した。同紙によると、クラブはすでに来季の監督探しに動いており、無所属のジュレン・ロペテギ氏(58)が最有力候補、さらにジローナのミチェル監督(49)が候補に挙がっていると伝えた。

ロペテギ氏はバスク州ギプスコア県(Rソシエダードの本拠地サン・セバスティアンが県都)のアステアス出身。ラヨ・バリェカノ、ポルト、スペイン代表、レアル・マドリード、セビリア、ウルバーハンプトンなどを指揮し、今年1月にウエストハムの監督を解任された後、どこにも所属していない。

選手時代、Rソシエダードの下部組織で育ったこともあり、同クラブに精通しているという点でジョキン・アペリベイ会長の好む条件を備えているとのだ。現在、複数クラブからオファーが届いているものの合意に達していないため、金銭面の問題が解決できれば、Rソシエダードを来季率いる可能性が十分あるという。

ジローナのミチェル監督は現在残留争いで苦しんでいるため、成績不振で解任される可能性があるとのことだ。しかし、そうならなかった場合、Rソシエダードは契約解除金の200万ユーロ(約3億2000万円)をジローナに支払わなければならないという。

一方、RソシエダードのBチームを率いて3部リーグを戦うセルヒオ・フランシスコ監督が、トップチームの指揮官に昇格する可能性は低いと同紙は伝えている。

アルグアシル監督はかつて、RソシエダードのBチームからトップチームの監督に昇格したが、クラブは今回、その選択はしないとのことだ。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rソシエダード、ロペテギ氏とジローナ・ミチェル監督を来季の指揮官候補に 現地紙報道