亜大対国学院大 4回裏国学院大2死三塁、魚雷バットを使用し、空振り三振に倒れる佐藤大(撮影・鈴木みどり)

<東都大学野球:亜大4-1国学院大>◇第3週第2日◇24日◇神宮

国学院大の佐藤大空外野手(3年=修徳)らが「魚雷バット」を実戦で初めて使用した。

前日、メーカーから届き、練習で振ったところ選手たちから「振り抜きやすい」というと感触を口にする選手がいたため、鳥山泰孝監督(49)は「自分の判断で取り入れたようです」と、早速この日の試合で使用した。

しかし、試合では亜大の5投手の継投に阻まれ、わずか2安打。鳥山監督は「いい感触だったこともあるだろうが、何かを変えてみようという思いが大きかったと思う」と、3連敗からの脱出の突破口にしたかったが、チームはわずか2安打1得点と振るわず。4連敗となり、現在勝ち点1。首位を走る亜大が勝ち点3を挙げたたま、優勝の可能性は消えた。

アマチュア野球では16日、木製の「魚雷バット」の使用が可能となったばかりだった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 国学院大が「魚雷バット」初使用 選手が「自分の判断で取り入れた」と監督 試合は2安打で敗戦