長女誕生の大谷翔平が投球練習 多忙な調整もロバーツ監督、スケジュールは「変わることはない」
<カブス-ドジャース>◇22日(日本時間23日)リグリーフィールド
「1番DH」で出場するドジャース大谷翔平投手(30)が、試合前にキャッチボールで投手としてのリハビリを進めた。
短距離で壁当てを行った後、キャッチボールを開始。投球練習の最後には、強めの速球を投げ込んだ。
チームの全体練習の時間に行う調整としては珍しく、軽めのダッシュで体を動かす場面もあった。
大谷は第1子となる長女が誕生し、18日から敵地テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦を2試合欠場したが、3戦目から復帰。慌ただしい日程となったが、投球プログラムの変更についてロバーツ監督は「変わることはない。明日(23日)にブルペンで投球練習を行い、土曜日には強度を上げたブルペン投球を行う」と、通常通りのスケジュールで進めていることを明かした。
投手として復帰する具体的な時期は未定。投打の二刀流に関するリスクを指摘する論調に対して同監督は、「デメリットといえば、確かにリスクということはあるが、投手としても素晴らしい才能があり、投げることへの意欲があり、そしてオールスター級の選手が2人得られるということは、メリットになる。一方で、他の意見も理解はする」と話した。