【DeNA】バウアーふるわず3連敗 直近12戦で9敗1分で6日ぶり単独最下位転落
<DeNA-阪神>◇22日◇横浜
DeNAが3連敗で6日ぶりに単独最下位に沈んだ。これで直近12試合で2勝9敗1分と大きく負け越し、借金は今季最多を更新する4となった。
トレバー・バウアー投手(34)の復帰後初白星が遠い。今季3試合目の先発も、ピリッとしない。1回こそ、10球で内野ゴロ3つ、ボール球わずか1球。テンポ良く立ち上がるも、好調の阪神佐藤輝を止められなかった。2回先頭で150キロ直球を捉えられ、右翼越えの三塁打。続く大山の右犠飛であっさり先制を許した。
4回にも4番にやられた。中野、森下の連打で無死一、三塁で再び佐藤輝を打席へ。ナックルカーブ2球で追い込むも、3球目の129キロのナックルカーブが高めに入り、右中間への適時二塁打とされた。なお無死二、三塁からは最少失点で切り抜けるも、ペースがつかめない。5回には小幡にセーフティーバントで出塁を許し、二盗を決められて近本に適時打。小技と機動力を絡められて失点を許した。7回先頭でも近本にソロ本塁打を被弾。じわじわと4点差まで広げられた。7回9安打4失点、奪った三振は投手才木からのわずか2つのみ。最強助っ人が2度目の日本球界で苦しんでいる。
打線も終盤に粘ったが、援護しきれなかった。6回までは阪神才木に散発3安打無失点に抑えられた。4回には2四球が絡んで2死満塁とするも、打席には投手バウアー。空振り三振に倒れた。
7回には代打京田の安打と三森の四球で2死一、二塁とし、佐野が右翼への適時二塁打で反撃開始。続く牧もボテボテのタイムリー内野安打でつなぐも、2点止まりだった。