巨人水野雄仁氏(2024年11月17日撮影)

<米大学野球リーグ:スタンフォード大-ノートルダム大>◇20日(日本時間21日)◇カリフォルニア州スタンフォード

高校通算140本塁打を誇る米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)が、ノートルダム大戦に「6番一塁」でスタメン出場し、自身16試合ぶりの1発となる5号2ランを放った。

4点を追いかける6回1死一塁、カウント1-1からの3球目のチェンジアップを強振し、右翼席へ運んだ。8-8で迎えた7回の第4打席では、右翼線への勝ち越しの適時二塁打をマークし、2安打3打点と活躍したが、チームは逆転負けを喫した。

この日も、スタンドには巨人、西武らNPB3球団のスカウトが視察に訪れた。巨人水野編成本部長代理スカウト担当は「低めの変化球でしたけど、軽々とね。さすがの飛距離だなと思います」と評価した。

4打席目の適時二塁打は、内角低めへのスライダーをうまく打った、技ありの一打。水野編成本部長代理スカウト担当は「バットが内側から入って、詰まりながらも、しっかり打てたから切れなくて、フェアゾーンに入った」と技術の高さを評価した。

佐々木はリーグ戦全36試合に出場し、143打数38安打で打率2割5分7厘、5本塁打、30打点をマークする。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 視察した巨人水野スカウト部長はスタンフォード大・佐々木麟太郎の1発に「さすがの飛距離だな」