【NPB】戦力外&引退の平均年齢26・3歳に低年齢化 在籍期間も短く…セカンドキャリア調査
日本野球機構(NPB)は21日、24年に戦力外となった選手と現役引退した選手、合計157人の進路調査結果を発表した。
昨年10月31日時点で平均年齢は26・3歳、平均在籍年数は6・3年と年々低年齢化し、在籍年数も短くなっている。対象選手は20年の133人から24人増加した。外国人選手ならびに同一球団内で育成選手として再契約した選手はのぞく。
進路内訳は次の通り。
▼NPB関係93人=選手5人、育成選手48人、監督・コーチ9人、球団職員・チームスタッフ31人
▼その他野球関係30人=ファーム新規参加球団6人、独立リーグ3人、社会人野球16人、海外チーム3人、野球解説者・評論家1人、その他1人
▼野球関係以外13人=一般企業に就職6人、自営(家族経営を含む)・起業6人
▼未定・不21人
また昨年10月の「第21回みやざきフェニックス・リーグ」に参加した選手に実施した引退後のセカンドキャリアに関するアンケート結果も発表。292人が対象で、無記名によるアンケート記入方式。平均年齢22・9歳。引退後の生活に不安を感じている選手は100人だった。不安の要素は「進路」71人、「収入面」78人。引退後にやってみたい仕事の1位は会社経営者(18・8%)、2位は高校野球の指導者(18・2%)。