レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

<スペインリーグ:ビリャレアル2-2Rソシエダード>◇20日◇第32節◇エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードは敵地でビリャレアルと2-2で引き分けた。定位置の右サイドで2試合連続スタメンとなった久保は後半41分までプレーした。

前半7分に右サイドを崩されて失点するも、同17分にセットプレーから相手のハンドを誘発。PKを獲得し、同19分にエースFWオヤルサバルがゴール左に決めて追いついた。

後半に一時逆転に成功する。同4分、相手陣でハイプレスをかけると、オヤルサバルが相手GKのパスをカットしそのままゴール。しかし同15分に追いつかれると防戦一方になった。ゴールネットを揺らされる場面もあったが、度重なるゴール取り消しで、何とか引き分けに持ち込んだ。

かつて所属した古巣相手に、久保は前半28分、右サイドから仕掛けてカットイン。左足で放った内巻きのボールがゴール方向に飛び、相手GKに弾かれてゴールポストに当たった。同45分には右サイド深くで縦に突破し右足の高速クロスを上げて決定機を演出した。しかし後半は良い形でボールを呼び込めず、チャンスに絡めなかった。

チームは勝てば来季の欧州リーグ圏内の7位浮上のチャンスだったが、勝ち点1の積み上げに終わった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 久保建英、古巣ビリャレアルと2-2 右サイドで先発し、前半決定機演出も得点絡めず