浦和対横浜 後半、激しく競り合う浦和原口(下)と横浜松原(撮影・足立雅史)

<明治安田J1:浦和3-1横浜>◇20日◇第11節◇埼玉スタジアム

横浜F・マリノスにまさかの凡ミスが出た。

後半開始早々、自陣からのスローインだった。右サイドバックの松原健がゴール前でフリーとなっているセンターバックの諏訪間幸成へ戻した。

受けた諏訪間は相手のプレスを感じ、ダイレクトでクリアしようとしたが、振った右足にわずかに当たり、ゴール方向へ転がった。そこを浦和MF渡辺凌磨に無人のゴールに押し込まれた。後半開始からわずか40秒での失点だった。

あまりのショックに諏訪間はピッチに突っ伏し、頭を押し付けて立ち上がれなかった。

諏訪間に長い距離のスローインで渡した松原は「スローインは自分の中で得意な形でしたけど、コミュニケーションをもっと密に取るべきでした。終わってしまったことですけど、もう一度しっかり確認しないといけない」と反省した。

右のスローインを中央に入れることで、そこから逆サイドへ展開。左サイドからゴール前まで一気に持って行くという狙いのプレーだったが、諏訪間のイメージがうまくシンクロしていなかった。

諏訪間は「こんなプレーは初めて」と自らのミスを深く反省。「メンタルを強くもってプレーしないといけない」と今後への巻き返しを誓っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【横浜】諏訪間、まさかの凡ミスに突っ伏す「こんなプレーは初めて」スロワー松原は「確認不足」