ヤクルト対巨人 ヤクルトの先発ランバート(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト-巨人>◇20日◇神宮

ヤクルトの新外国人ランバートが、6回8安打2失点の粘投でゲームをつくった。1点リードの5回、巨人若林に左越えの同点ソロを浴びたが勝ち越しは許さなかった。

6回に訪れたピンチも耐え抜いた。警戒選手に挙げていた巨人岡本を内角のスライダーで見逃し三振。90球に迫ったタイミングで甲斐、ヘルナンデスに連打を浴びて1死一、二塁のピンチを招いたが、2回に右前打を許した荒巻を高めのつり球で空振り三振。続く笹原に7球粘られた後、152キロ直球で左飛に打ち取ってピンチを切り抜けた。この日の最速は153キロ。6回にも球威は落ちることなく、力で押し切った。

試合前日には初の巨人戦に向けて「ジャイアンツは世界中でも知られている。有名な球団に投げることはすごく楽しみ」と意気込んでいた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】新外国人ランバート、6回2失点粘投 6回ピンチも力で押し切り勝ち越し許さず