イースタン・リーグ 日本ハム対オイシックス 自己最速を更新した日本ハム達(撮影・黒須亮)

<イースタン・リーグ:日本ハム2-8オイシックス>◇20日◇鎌ケ谷

日本ハムの達孝太投手(21)が、自己最速を1キロ更新する156キロをマークした。

2-2の6回から登板すると、2死で迎えた浅井への3球目、内角高めの直球が156キロをマークした。ボール球となったが、自己最速の更新に「そんなに思い切り投げて出たわけじゃなかったので、感覚の良い156キロだったんじゃないかなと思います」と振り返った。3回をノーヒットピッチングも「三振が1個しか取れなかったので、そこはだいぶ反省するポイント」と、向上心を見せた。

投球を見守った金子千尋ファーム投手コーチ(41)は「たまたま今日、(ドラフト1位ルーキー)柴田くんの先発(1イニング)ってことで、3イニングという短いイニングを投げてもらった。先発の時はどうしても力の入れ方が、意識しなくても変わってしまう中で、それをしっかり出してくれた。本当にやって欲しいことをやってくれた」とたたえた。

達はイースタン・リーグで4試合に登板(3先発)し、20回2/3をわずか1失点。22奪三振と圧倒的な結果を残している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】達孝太が自己最速更新の156キロ「そんなに思い切り投げて出たわけじゃない」