大産大対天理大 大産大の小出望那捕手が三ゴロで適時失策を誘う(撮影・林亮佑)

<阪神大学野球春季リーグ:大産大5-3天理大>◇第3節2回戦◇20日◇GOSANDO南港

08年秋以来のリーグ優勝を狙う大産大がリーグ8連覇中の天理大に勝利。関西外大と並んで勝ち点15で首位をキープし、優勝を引き寄せた。

プロ注目の小出望那(もなく)捕手(4年=大産大付)は前日19日の本塁打に続いて2試合連続安打。リーグ戦初先発だった高橋克弥投手(4年=高知)を8回途中3失点に導くなど、3投手をリードして勝利に導いた。

天理大に連敗は阻止。主将としてもチームを引っ張る小出は「絶対に落とせない試合だった。とりあえず勝とうとやった」と充実の表情だった。

次節は同じ勝ち点15で首位に並ぶ関西外大と対戦する。「外大さんも勢いあるチームなのでのまれず、自分たちの野球をやっていければ。優勝の意識はしてしまうんですけど、気負いしすぎず勝ちを積み重ねるのが一番です」と引き締めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神リーグ】大産大V引き寄せる1勝 小出望那「気負いしすぎず」次節は首位で並ぶ関西外大戦