モエレ沼公園野球場リニューアルオープンセレモニーで始球式を行う斎藤氏

札幌市が総工費37億3300万円をかけて改修したモエレ沼公園野球場のリニューアルオープンセレモニーが20日、同球場で行われた。始球式は、特別ゲストの元日本ハム斎藤佑樹氏(36)が務めた。

世界的な彫刻家の故イサム・ノグチ氏が設計したモエレ沼公園内にあり、公園デザインに調和するよう円形に設計された。両翼101・5メートル、中堅122メートルと大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)を越える広さを誇り、屋外硬式野球場では札幌市内初のナイター照明を設置した。

斎藤氏は「めちゃくちゃうれしかったです。野球人として、野球場ファンとして、素晴らしい球場が新たにできたことは本当にうれしく思います」とあいさつ。21年の現役引退後、同公園内の山に登り旧球場を撮影していたことも明かし、「想像を超える野球場になったことに驚いています」と感嘆した。始球式では現役時を想起させる投球フォームで大きな拍手を浴びた。

同球場は27日のリトルシニア春季全道大会予選リーグを皮切りに春季全道高校野球札幌支部予選など各大会で使用され、新たなアマチュア野球の聖地として活用されていく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元日本ハム斎藤佑樹氏「想像を超える野球場」札幌・モエレ沼公園野球場セレモニーで始球式