ヤクルト対巨人 ヤクルト2番手で登板した木沢(撮影・小沢裕)

<ヤクルト4-6巨人>◇19日◇神宮

ヤクルトは痛恨の逆転負けで、5連敗となった。

先発山野太一投手(26)は、6回2失点で今季初勝利の権利を得て降板。だが、開幕から好救援を続けていた2番手木沢尚文投手(26)が7回2死から連打を許し、守備の乱れも重なってリードを守れなかった。

1点リードの7回。木沢は2死までテンポ良くアウトを奪うも、代打中山、泉口に連打を浴びて2死一、二塁のピンチを招いた。続く若林の左方向へ伸びた打球は、左翼手のサンタナが一度捕球もすぐさま落球。左翼フェンス付近に球が転がると、一気に2人の走者が生還し逆転を許した。

高津臣吾監督(56)はリプレー検証を要求したが、判定は覆らなかった。

8回には4番手バウマンが甲斐に左越えソロを被弾し、ダメ押しの追加点を与えた。

打線は先発山野に適時二塁打が飛び出すなど先制点を奪ったが、救援陣が粘りきれなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】痛恨逆転負けで5連敗…開幕から好救援の木沢尚文もリード守れず 山野の白星は消滅