暫定首位に立ち、サポーターと喜びを分かち合う京都の選手たち(撮影・小林忠)

<明治安田J1:新潟1-2京都>◇19日◇第11節◇デンカS

京都サンガF.C.が、96年のJリーグ初昇格から初めてとなるJ1首位に立った。

前半にPKでホームのアルビレックス新潟に先制を許したが、後半にエースFWラファエル・エリアス(26)の1ゴール1アシストで逆転勝利。試合数がそろっていない中での暫定とはいえ、クラブ史上初の首位という快挙に曺貴裁監督(56)は「この時点で首位にいるというのは全然満足するものではないし、何か自分たちが達成したわけでもない」と前置きしながらも、確かな前進に手応え。「自分たちが歩いてきた道のりが間違ってなかったことを肯定できるものであると思う。そこに甘んじないで、また険しい道を自分たちで進めるように選手と一緒にやっていきたい」。暫定首位とはいえ、歴史的な1ページを刻んだチームのパフォーマンスに胸を張った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【京都】クラブ初のJ1首位に曺貴裁監督「歩いてきた道が間違ってなかったと肯定できるもの」