阪神対広島 6回裏阪神1死、近本は左二塁打を放ち一気に三塁に向かうがタッチアウト。手前は三塁手羽月(撮影・上山淳一)

<阪神-広島>◇19日◇甲子園

阪神近本光司外野手(30)が惜しくも今季初の三塁打を逃した。

6回1死から左中間に快打。左翼手のダイビングが届かないのを見て、1度もスピードを緩めずに三塁に向かったが、中堅の俊足野間峻祥(32)がフェンス手前で追いついた。遊撃を介した完璧なカットプレーで三塁にストライク返球。間一髪でアウトになった。

3年連続盗塁王のトップスピードを目の当たりにした場内は大興奮だったが、大きなため息へと変わった。

その後、2連打が出ただけに、惜しまれる走塁死ともなった。

近本は優勝した23年にリーグトップの三塁打12本を記録している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】近本光司、快足飛ばすも今季初の三塁打ならず またも打線つながり欠く