7回サヨナラ弾で2回戦コールド勝ちに導いた健大高崎の岩田幸弥内野手(撮影・平山連)

<高校野球春季群馬大会:健大高崎9-2館林商工>◇19日◇2回戦◇高崎城南球場

センバツ4強の健大高崎が、春季大会初戦に登場し、館林商工に7回コールド勝ちを収めた。途中出場の岩田幸弥内野手(3年)が、6点リードの7回に劇的なサヨナラ弾で決着をつけた。練習試合も含めて初本塁打に「入ってくれてホッとしました。夜とかに自主練習してきた結果が出ました」と喜んだ。

最上級生として念願の公式戦初のベンチ入りを果たすと、出番が回ってきた。7回先頭での打席では「前の打球で初球が振れなかったので、次は初球から思い切り振ろうと」と積極的な打撃を心掛け、左越えソロにつなげた。ベンチから外れ、一塁側スタンドで応援するエース石垣元気投手(3年)や小堀弘晴捕手(3年)ら仲間たちからも「エグい」「スゲー」と口々に驚きの声が漏れた。

岩田の1発でコールド勝ちを収め、青柳博文監督(52)は「これまでベンチに入っていなかった選手が結果を残してくれてうれしい」と称賛した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 センバツ4強の健大高崎、劇的「サヨナラ弾」でコールド勝ち 初ベンチ入り岩田幸弥が初本塁打