オリックス対日本ハム 9回裏オリックス1死一、二塁、中越えにサヨナラ二塁打を放った若月はガッツポーズ(撮影・和賀正仁)

<オリックス2-1日本ハム>◇18日◇京セラドーム大阪

オリックスが今季2度目のサヨナラ勝ちで2位日本ハムとのゲーム差を3に広げた。

今季初戦の劇的勝利と同じく、若月は今季2度目のウオーターシャワーを全身に浴びた。1-1の9回裏、中川の左翼線への二塁打と紅林が申告敬遠で1死一、二塁。8番若月が日本ハム田中の初球、直球を振り抜くと、前進守備の中堅手の頭上を越えた。「ヒットがこの2、3試合出なかった。2連敗していましたし、カードの頭で、3連敗は絶対したくなかったので、結果的に決められて良かった」とうなずいた。

6回に太田の2号ソロで試合を振り出しに戻し、3月28日の開幕楽天戦(京セラドーム大阪)以来、今季2度目のサヨナラ勝ち。同戦でも太田が2ランを放ち、若月のサヨナラで決着していた。

若月は7回の第3打席、1死三塁で2番手河野の6球目が右足ふくらはぎ付近に直撃。治療のため一時ベンチへ下がりながらも、出場を続けた。

チームは2連敗中で、打線も7回2死一、三塁で代打杉本が遊ゴロ併殺。8回も2死三塁で無得点とあと1本が出ない中、先発九里を移籍後初完投に導いた選手会長が最後に決めた。【村松万里子】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】若月健矢がサヨナラ打…女房役としても先発九里を移籍後初完投に導く